|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 太平 : [たいへい] 1. (adj-na,n) peace 2. tranquility 3. tranquillity ・ 太平洋 : [たいへいよう] 【名詞】 1. Pacific Ocean ・ 平 : [たいら, ひら] 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm ・ 嵐 : [あらし] 【名詞】 1. storm 2. tempest ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『太平洋の嵐』(たいへいようのあらし)はG.A.Mが制作、1987年12月8日(12月8日は太平洋戦争の開戦日である)に発売したコンピューター・ウォー・シミュレーションゲームであり、1941年に日本(当時は大日本帝国)とアメリカ合衆国他連合国間に勃発した太平洋戦争での総力戦を題材とする。Windowsおよびコンシューマーゲーム用の続編はシステムソフト・アルファーが販売している。 == 概要 == プレイヤーは大日本帝国(軍)を操作し、太平洋・東アジア・東南アジアを舞台に、連合国との総力戦を戦う〔*>マップはヘクスで構成されているが、『SLG入門3』に掲載されている地図によれば、西はインド東部から東はハワイまで。北はダッチハーバーまたはカムチャッカ半島南端から南はオーストラリア北部までの範囲。南北アメリカ大陸またはアメリカ本土は、戦場には含まれていない。〕。 シナリオは1941年(昭和16年)12月8日の真珠湾攻撃による開戦からの半年間を戦う「ニイタカヤマノボレ」、珊瑚海海戦からミッドウェイ海戦までを戦う「ターニングポイント」、開戦から終戦までの600ターンを戦う「グランドキャンペーン」が用意されている〔『SLG実践編 3』 pp.4-5, p.72-73〕。本ゲームは1ターンが3日、1年が120ターンであるので、グランドキャンペーンは1800日以上、途中でプレイヤーの操作する大日本帝国もしくはコンピュータの操作する連合国が勝利条件を満たさなければ、史実において戦争が終結した1945年8月15日(終戦の日)より1年以上後となる、1946年12月上旬までの期間を戦い抜くこととなる〔。また登場する軍用機は零式艦上戦闘機など100種類以上が登場し計画機や実戦に間に合わなかった機体もデータ化されている。戦闘艦艇〔*>一部タンカーや輸送船など非戦闘艦艇も含む。〕は大和型戦艦から海防艦まで178種類と、比較的規模の大きいゲームとなっている〔。 史実における太平洋戦争がいわば資源戦争であったように、このゲームについても資源の採掘や輸送は重要である。蘭印の石油資源はもちろんのこと、ボーキサイト、鉄鉱石と言った鉱物資源、石炭を採掘し、これを工場(多くは日本本土に存在する)にまで、時として敵潜水艦などに脅かされながら長躯輸送し、ガソリンや重油、鉄、アルミニウムなどの資源に加工する。そしてこれらを用いて、戦闘艦艇や軍用機を生産するのである〔『SLG実践編 3』 p.5, p.72-73, p.93, pp.102-103。ちなみに比較的少量ながら、日本国内でも資源は得られる。〕。さらには食料も資源として扱われており、補給が途絶した根拠地では将兵が餓死すると言った要素もある〔『SLG実践編 3』 p.91〕。 ゲームデザインは後に「ジェネラル・サポート」代表として独立し、『太平洋戦記』や『グロス・ドイッチュラント』をデザインした阿部隆史が担当している〔。PC-9800シリーズ用のパッケージの題字は、旧帝国海軍航空参謀だった源田実大佐の手による。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「太平洋の嵐 (ゲーム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|